皆様是非!
皆さんこんにちは。ラムベントお手伝いのワタベです。
私はいつも練習風景をぼんやり眺めながら「凄いなぁ」と感動している訳ですが、本日は立ち稽古よりも、その後の振り返りが沢山ありました。ここで演出家寺田が役者に色々言う訳です。
皆床に座って台本と向き合いながら話を聞くのですが、動きが無くても、これも見ていてなかなか面白いものがあります。
今日印象的だったのは「色々な動きをやって、その中からいいのを選ぼう。色々考えてみてね」と、寺田が役者達に放った一言でした。「色々」と簡単には言いますが、一つの台詞に対して複数動き方を考えるなんて、ちょっと難しい事ではないでしょうか。だって台詞の解釈自体は、恐らく役者は“一つ”持っている筈。その”一つ”の台詞に対して、複数のモーションを準備するだなんて…引き出しの多さが試されます。
私はその昔、少しだけ音声劇に触れた事があります。ですがその時は”台詞の解釈一つ”で全てが回っていたような気がします。もちろんその分、その音声には神経質な中身が沢山乗せられていた訳ですが、“動き方を考える”という、台詞とは違うもう一つの課題は(少なくとも当時の私には)ありませんでした。
演劇とは、動きを付けて、より派手に分かりやすく面白く…という事でしょうか。その分やる事も沢山ある訳で、やはり役者は大変です。
そんな風に、ド素人が練習風景をただ見学して感動しているだけに等しい私に、寺田は最後、芝居の感想を求めてきました。
「今日はどうだった?こんな芝居で、皆見に来てくれると思う?」
練習風景を見て、私はいつもただただ感動しています。が、正直、まだまだ未完成。こんな状態では、まだ皆さんにお見せ出来ません。
ですが、完成したら、きっと面白いものになるのでしょう。いつも練習風景を見ていると、そう思えてなりません。
という訳で皆さん!『市が尾の坂』公演チケット、販売開始が直ぐそこに迫って参りました!
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練習風景を見ているだけでも面白いと思えるこのお芝居。
完成品を、皆様是非ご覧になって下さいませ!