ハバナのタクシー
いよいよチケットが発売開始となりました!
有難いことに初日からネット予約も頂きまして、身が引き締まる思いです。
さて、今回のお芝居は「梅田×田中」と「深海×井上」の二人芝居×2となっています。
今回は、深海×井上を当事者の井上目線で綴ってみたいと思います。
深海さんと出会ったのは2013年に共演したのがきっかけでした。その後、「市ヶ尾の坂」(第2回公演)で三兄弟の長男と次男をやって以来3度目の共演となります。
深海さんと共演していて思うのは、思い切りの良い役者さんだということ。
あっという間に突き抜けていかれるので、置いていかれないようにしないといけないと稽古でも感じます。
さて自分はというと、約2年ぶりの舞台。
2年という期間が、ブランクとしてマイナスか経験値を積んでプラスになっているか。
試されています。
今回のお芝居は大人の男の会話劇なので、普段の自分から少し遠く楽しみであり不安でもあり。
そう言った意味で、大人な男の雰囲気も持っている深海さんにはちょっと負けているかな。
負けないよう精進します。
「ラット 逃げる」の面白さがわかりやすい笑いだとしたら、「ハバナのタクシー」は大人の泥臭さと青春の思い出の交わった深くて少し苦味のある作品です。
会話のやりとりに緊張感が求められ、表層と深層が複雑に入り組む見ごたえたっぷりの短編劇です。
深海哲哉の持つアダルトで少しワイルドな魅力に井上素行がどう立ち向かうか、是非ご期待下さい。