Lambent インタビュー 梅田麻衣③
ラムベントインタビュー、梅田麻衣の最終回です。
『市ヶ尾の坂』で今回彼女が演じる朝倉カオルについて話を聞きました。
梅田麻衣と朝倉カオルの意外な共通点が語られています。
かき乱すこと、それが「ヒロイン」の役割
―今回の「市ヶ尾の坂」について伺います。物語のヒロインである朝倉カオルを演じられますが、私の目から見て梅田さんは正統派ヒロインに見えます。
今までもヒロインをされたことあると思うんですけど、お芝居においての「ヒロイン」というポジションをどのように捉えていますか?
大学生の時はもっぱら男性しかやらなかったので(笑)身長あって女子大だったのでそうなるんですけど。
ヒロイン、一応なくはないです(苦笑)ヒロインというポジションは、一番かき乱せるというか。一番注目されるし。原因?原因って言い方が正しいかわからないですけど、そんなイメージです。
―朝倉カオルという役は今回のお芝居でどういう役割だと思いますか?
三人の兄弟から慕われることとかもあるので、私はそう言う意味でカオルを想像してかき乱すというかかき回すという役かなぁと思ったりも。本人にそんなつもりはないけれども、何かしらが起こる原因はカオルだよと。
―朝倉カオルという役は好きですか?
カオルは好きです。天然なところとか。可愛らしい女性ですよね。意思がある。意思があるしすごく強い頑張り屋さん。愛おしいです、私。ちょっと小悪魔っぽいですけど(笑)
―苦労していることや、課題などは何ですか?
課題は、ちょっと天然過ぎてわからないところ(笑)何を考えているかわからない。カオルは全体的に天然ですよね、言動が。
朝倉カオルと梅田麻衣の共通点
―梅田さん自身は自分のことを天然だと思いますか?
天然て言われたことはありますからね(笑)すごい共感できるところもあるんですけど、ちょっとよくわかんないなってところもあって。
―ちょっとプライベートな質問になるんですけど、梅田さんはお付き合いされている方にはどう思われていると思いますか?
たぶん気が強いとは思われていないと思います。初対面の人にはすごい気が強そうっていわれますけど。あんまり意見を強く言ったりはしないです。カオルも思ってても言えない。そういうところはニュアンスは違うんですけど何となく自分と重なります。思ってても言えないか、言わないか。
―これからの活動内容や目標があれば教えてください―
目標としては現役のプレイヤーでいたいなと。色々映画とか映像活動とかCMとか歌とかやっていますけど、やっぱり一番好きなのは舞台なので。舞台をメインに現役プレイヤーでいたいなと。
―最後にお客様に一言お願いします―
市が尾の坂ではヒロインをやらせていただきます。珍しくヒロインなので是非楽しみに見に来ていただけたらなと思います。
私が梅田と出会ってから1年半。まだ付き合いは短いですが、その短期間で彼女は様々な面を見せてくれました。
第一印象はスラッと背が高い美人さん。
話をしてみるとほわっとしていて可愛らしい女の子。
お芝居をしている彼女は、真っ直ぐで純。
そして、その奥にしっかりとした芯を持っている強い女性。
その全ての面を、今回の『市ヶ尾の坂』では垣間見せてくれるお芝居をしています。
まだまだ発展途上ですが、彼女の持つたくさんの魅力を是非観に来てください。