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台詞とは

皆さんこんにちは。ラムベントお手伝いのワタベです。

以前こちらで「役者はあんな大量の台詞覚えられて凄いなぁ」などと呑気に発言していた私ですが、皆様こちらの画像をご覧下さい。まるであの記事を書いた私にテラダから注意が来たかのようなこの言葉。

”台詞、台本は「覚える」ものではなく「使えるようになる」ものである。だろう。”

なるほどなぁ、と思いました。

写真のテラダはなんだかふざけたポーズを取っていますが、いやいや、これ、かなりの名言ではないでしょうか。少なくとも私には、大変興味深い一言でありました。

台詞とは何でしょうか。テラダは“使えるようになるもの”だと言います。しかしある人は“知っているもの”だと言ったそうです。

「台詞とは?」の問いに、明確な答えというものは、もしかしたら無いのかもしれません。それは個人によって違っていて、そしてそれは、その人の“演技の仕方”そのものなのかもしれません。

この記事を読んでいる皆さんにとって、台詞とは、一体どんなものなのでしょうか。

さて、その問いに、ラムベントは”使えるようになるもの”という一つの答えを提示します。そうやって、この『市ヶ尾の坂』はつくって行きます。

今日の稽古、少しマンネリ化したところがあったようです。「”守る”稽古ではなく”つくる”稽古をしないと意味が無い」テラダはそう言いました。なかなか厳しいお言葉…しかしとても大切で、前向きな言葉でした。

「台詞は自分の演技を組み立てる為の道具だと思う。道具にすれば自分の自由に出来る。先ず口にして次に行動にして、そこでやっと道具になる。だから妥協せず、皆色々な事にチャレンジしてほしい」

そんな事を言っていました。

色々な事に挑戦して、芝居を”つくって”行く。怯えて保守的にならず、一歩踏み出せ!といった事でしょうか。

少し厳しく、だけど前向きな今日の稽古。テラダは最後に、

「広島レベルの芝居にしないように!」

と言いました。

なんという意気込みでしょう。本当に、本番に期待が持たれます。

そんな、期待も気合も十分な『市ヶ尾の坂』、なんと早くもチケットのお問い合わせを数件頂いております!ありがとう御座います!

皆様も“広島のレベルを超えた”ラムベントのお芝居、是非その目でお確かめ下さい!

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