音響
皆さんこんにちは。ラムベントお手伝いのワタベです。
小屋入り3日目。私は昨日お休みしたので、ここでの練習を見たのは今日が初めてでした。いっやー、凄い！やる方も新しい発見が色々あるでしょうが、見ているこちらも色々発見があります。これまでは気にしてこなかったけれど、本舞台でやる事によって見えて来るもの。本当に、こんなに早くから本舞台で練習出来るなんて、幸せな事ですね。
舞台で出来る幸せと言えばこちら。
音響！
本舞台でやるから、音響も本番通り、リアルに流せるんですねぇ。…おっと？このミキサーの前に座っているのはうちの演出寺田では？
音響場所に寺田を覗きに行ったら「何でも出来る人やなぁと思ってる？」と茶化されました。演出家でありながら音響機材も自在に操る事が出来るのでしょうか…恐ろしい人ですね。
音響って、“機械”の作業です。“ナマモノ”や“本番”に於いて、怖いのは勿論“人”ですが、“機械”も十分怖いものだと私は思います。(ワタベは極度の機械音痴なのです。)機械には“相性”というものがあるじゃないですか。例えばこれが本番3日前の小屋入りなんかで「このメディア使えない」とか「相性悪くて読めない」とか言われた日には悲劇ですよね…。その為に別メディアでバックアップを取ったりするのでしょうが、それでも起きてしまうのが機械トラブル。とっても怖いです。
しかし3週間も早くから本舞台、本機材を使わせてもらえる事によって、そんな心配は全く不要です。相性が悪くても対応する猶予がありますし、機材に慣れる時間もあります。本当になんと幸せな事でしょう。
そんな訳で、音響も本番通りに練習できるというこの環境。今日は残念ながら稽古中に音は流れませんでしたが、その内音響有りの稽古をする日も来るのでしょう。とても楽しみです。だって今回は山小屋シアターさんという事で、立派なスピーカーから音が流れるのです。右へ左へと音が移動する瞬間なんかもあって、まるで本当に、そこに自分が居るかのような気分が味わえます。臨場感たっぷりですね！
さてさて、明日は稽古中に音は流れるでしょうか？楽しみにしながら、明日も皆で稽古に励んできます！
