前半戦終了!
皆さんこんにちは。ラムベントお手伝いのワタベです。
「遂に始まった!」と思いきや、あっと言う間に前半戦終了。本日はラムベント『市ヶ尾の坂』公演、2日目で御座いました!
今日はなんだか昨日よりもバタバタバタバタ。朝一で昨日の公演の振り返りを駆け足で行い、またそれに並行して衣装チェック・小道具チェック・チケットチェック・その他諸々。個人的に面白かったのは、井上文華が衣装にアイロンを掛けているその様でしょうか。昨日の振り返りを聞きながらアイロン掛けをしないといけないぐらいにはギリギリのタイムテーブルだったのに、アイロン掛けそのものは、結構ゆっくり丁寧にやっているという、その絵面的ミスマッチ感です。「結構余裕があるのかな?」と思わせられる、井上文華の、のんびりとした(ように見える)アイロン掛けシーン。が、いやいや。実際は、それなりに時間に追われて、少しわたわたとしている、そんな朝でした。
さて、どうしてそんなにバタバタとしてしまったかと言いますと、本日2日目は、なんと1日で2回公演をさせて頂くプログラムだったのです。なんと大忙し!しかし、大充実の1日で御座いました。
来て下さった皆様、ありがとう御座いました!楽しんで頂けましたでしょうか?
こうして、本日2回、昨日と合わせて通算3回の公演を終えてみると、ある一つの事に気付きました。
毎回言っている事のような気もしますし、そして大変今更なのですが、「同じ公演は一つもない」という事です。
公演毎に、それぞれの“カラー”みたいなものがあるようなのです。どの公演も役者は全力で臨むのですが、やはりそれぞれ違う色合いのものが出来るよう。私はそれを少し不思議に思ったのですが、「いやいや、これは“ナマモノ”なのだから」と、そこでまた改めて“演劇とはナマモノである”事に気付かされました。“人”が“ナマ”で“そこ”でやっているのだから、同じものは一つもある訳がないのです。そしてそれはきっとナマである演劇の魅力なのです。根幹は一緒でも、少しずつ見え方が違う、そんな3回でありました。
どの公演も、それぞれちょっとずつ違って、それぞれの良さがあったと思います。見に来て下さった皆様はどの公演でしたでしょうか?どう楽しんで頂けましたでしょうか?
そんな“回毎のちょっとした違い”を楽しみに来て下さったのか、“繰り返し見る度に更に面白さが発見出来る『市ヶ尾の坂』の性質”をご理解下さったのか、本日はなんと、2度目のご来場になるお客様もいらっしゃったのです。なんとありがたい事でしょう…!ラムベントメンバー一同、本当にとても嬉しく思ってしまいました。本当にありがとう御座います。
そして嬉しく思ってしまうと言えば、ご感想を下さる皆様です。公演が終わってお客様をお見送りする際、役者一人一人にお声を掛けて下さる皆様。本当にとても嬉しく思っております。中には本当にとても細やかにご感想をお話し下さる方もいらっしゃって…何とお礼を申し上げたらいいか。本当にありがとう御座います。
そして、アンケートにご協力して下さる皆様!本っ当にありがとう御座います!どのお言葉も、メンバー全員で大切に読ませて頂いております。ついつい手放しで嬉しくなってしまうようなお言葉や、勉強になるご意見。素敵なアドバイス。本当にありがとう御座います。“お客様の声”というのは想像以上に嬉しいもので、その言葉の一つ一つに重みを感じながら、お客様のお顔を想像しながら、本当にどれも大切に読ませて頂いております。沢山の素敵なお言葉、本当にありがとう御座います。
どの公演も、それぞれ皆様に楽しんで頂けているかなぁ…?と垣間見える、そんな瞬間。
それぞれの公演を、それぞれのカラーで。しかし根幹はしっかりと。そういった、演劇の魅力の一つである“ナマらしさ”も楽しんで頂きました、前半戦3回でありました。
しかし!ここで見えて来た課題もたっくさん御座いました。今回のこの3回を経て、明日からはまた、後半戦に向けて走り込み開始で御座います!
前半戦は前半戦の良さで。後半戦は後半戦の良さで。そんな『市ヶ尾の坂』になりそうな、そんな予感がしております。
ラムベント『市ヶ尾の坂』公演、第1週の3公演にご来場頂きました皆様、本当に本当にありがとう御座いました!
そして、第2週の4公演にご来場下さる皆様、お会い出来るのを私共も楽しみにしております!
来週の“夏”まで、暫くお待ち下さいませ!